メッセージ

縁をそっと紡ぐ、聞き手たちに。

酒屋の宇山は、1970年2月、島根県松江市で創業されました。現代表の祖父が、お酒の卸業から独立し、「地元に寄り添い、地域のために貢献する酒屋を作りたい」という想いから、立ち上げたのが始まりです。当時はお酒が酒屋でしか販売できず、家庭や飲食店、スナックへ直接届ける形で多くのお客様に愛されていました。しかし、その後の自由化によりスーパーやコンビニでもお酒が買える時代に変わりましたが、私たちは従来通り、全国から地酒を取り寄せて地域に紹介するという戦略を取り入れていたこともあり、独自の立ち位置を確立できていました。

私が2019年に家業を継ぐことになり、宇山にとって「本当に大切にすべきもの」を社員と共に見つめ直しました。私たちにとってお酒は単なる商品ではなく、あらゆるシーンにそっと寄り添い、人と人を結びつける大切な“縁”だと考えています。酒屋の宇山は、ただお酒を提供するだけの「利き酒」だけでなく、地域のお客様や飲食店の方々のお悩みの「聞き手」となり、寄り添い続ける存在でありたいと願っています。

私たちは、お酒の選び方や楽しみ方の提案にとどまらず、飲食店様の集客サポートやメニューのご相談にも対応し、その価値を高めるお手伝いをしています。専門知識と豊富な経験を活かし、地域社会の一員としてお客様の生活やビジネスを支え、日常の中でほっとするひと時を届けられる存在でありたいと考えています。

酒が好きで、そして松江市という地域のために働きたいという気持ちを持った方、そして今後経営者としてのビジネススキルをつけたいという若手の方と一緒に、松江市でお酒の文化を未来へとつなげていきたいと考えています。興味がある方はぜひ一緒に働きましょう。